サイブ
◇ケルト
鹿の女神

サウレー [Saule]
◇リトアニア
「太陽」の意
銀、金、ダイヤの三頭の馬に
引かれた四輪馬車にのって世界をまわる

サオシス
◇エジプト
生誕と死を司る聖なるアカシアの木の女神

サティー
◇インド
夫に先立たれた妻が荼毘の際に火中に飛び込み殉死すると、
サティーという名の女神になるとされている。

英国人によって寡婦殉死の習慣そのものがサティー(suttee)と呼称され、
ラム・モハン・ロイが禁止運動、英国議会でも取り上げられた。
その結果、A.D.1833にサティー禁止法が成立施行された。
しかし、現在でも時折この事件が発生することもあるらしい。

神話では、生まれ変わってパールヴァティーとなった。

サティス[Satis]
◇エジプト
エレファンティーネ三神の一人(他はクヌムアヌケト)。
アヌケトと共に毎年のナイル川の増水、氾濫を司る。
へケトにかわって クヌムの妻、アヌケトの母とされるが、
時には 逆にアヌケトが母、サティスが娘とされたり、姉妹とされたりもする。

サブリナ
◇ケルト
セヴァーン河の女神

サモヴィーラ
◇スラヴ
山や渓谷に住み、水源を支配する妖精。
特殊な羽衣をまとい、金髪を風になびかせながら飛び回る。
深夜に十字路に集まり風笛を吹き鳴らして遊び戯れる。
笛の音に釣られて寄ってきた子供を雲に乗せてさらうこともあり。

サラーキア [Salacia]
◇ローマ
ネプチューンの配偶者

サラスヴァティ
◇インド
詩と音楽、学問や科学などを司る女神。
本邦における弁天。

サルース[Salus]
◇ローマ
健康と安全の女神

サルパントゥ
◇シュメール

ジヴァ
◇西スラヴ
生命の女神

ジーヴィッカ
◇スラヴ
一群の猟犬を伴い 駿馬に乗って
森を駆け抜ける 狩の女神
地方によって呼称が微妙に異なる
 ジーヴィッカ(セルビア人) Diiwica
 ジェヴァーナ(チェコ人)  Devena
 ジェヴォーナ(ポーランド人)Dziewona

ジェーシュター
◇インド ヴェーダ
不幸の女神。
神々がアムリタを製造する際に発生した黒い毒ハラハラより生まれた

ジェニャーナ・ムドラー
◇タントラ
観想によって生成される女性、即ち、
現実には存在しない空想上の女性のこと。
もしかすると、コミックやゲームの女性キャラも相当するかもしれない。
対して、現実の女性は“カルマ・ムドラー”という。

シギュン [Sigyn]
◇北欧
ロキの妻

シータラー 
◇インド
天然痘の女神

ジニヤー
◇アラビア
魔神、妖魔の類の呼称の一つである“ジン”の女性形。

シパクトリ
◇アステカ
大いなる地母神
異世界の神 ミクトランテクトリ、ミクテカシワトルによって
巨大な鰐に似た姿に創造された

シフ
◇北欧
雷神トールの妻。黄金の髪をしており、
「シフの髪」は黄金の意のケニング(スカルド詩の表現技法)
として使われる。

シャクティ
◇インド タントラ
女性原理。性力。
女神の意で用いられることもある。

シャスティ 
◇インド
猫の女神
出産、子供の守護神

ジャタ
◇ボルネオ ダヤク族
河のそこに住む。
至高神マハタラと14人の神を生む

シャナン
◇ケルト
シャノン河の女神

シャプシュ 
◇カナーン
太陽の女神 
アナトがバールを救助する際に協力

シュリア・デア [Syria Dea]
◇シリア
「シリアの女神」の意
アタルガティスと同じ

シェーラ・ナ・ギグ
◇ケルト
その名はJulia of the breasts(乳房のジュリア)の意。
教会に安置されている女神像のようなもの。
神話伝承等は残されていない。
いにしえの土着の信仰の名残といわれている。

じょか
◇中国
伏羲の妹にして妻(姉とする説もある)。
上半身が人、下半身が蛇の姿をしており、伏羲と尾をからませた様子で表現される。
伏羲は太陽と規(コンパス)を手にし、 は月と矩(さしがね:直角定規)を手にする。
規は円、円は天(陽の気)を表し、 矩は方、方は地(陰の気)を表す。

少数民族の苗(ミャオ)族に伝わる伝承では、
かつて、神々の争いにより大洪水がおきて、 伏羲とを残して全滅した。
生き残った二人は結婚して、人類の始祖となった。

は茫漠たる大地の寂しさに耐えかねて、
人の子によって、地を満たし賑わすことを思い立った。
最初は黄土をこね人型を造り、生命を吹き込んで人間を創った。
だが、このやり方では時間がかかりすぎ、あまりにも広大な大地を人で満たすには及ばぬ。
そこで、次に、一本の縄を泥中に浸し、引き上げ振り回した。
すると、滴り飛び散った泥から、たくさんの人間が生まれ、
ようやく、大地を人の子で満たすことができたる。
また、最初に人型より創った人間は、身分高き者に、
後に泥縄より創った人間は、身分低き者になったとされる。

ショチケツァル [Xochiquetzal]
◇アステカ
「最も貴重な花」の意
「開花」や「実り豊かな地面」を司る
子供を授けるもの

シロナ [Sirona]
◇ケルト
アポロン・グラヌスの配偶者とされる

シワコアトル=キラツトリ
◇アステカ
創造の女神
魔法の容器の中に前の時代(第四の太陽の時代)の
人々の骨のかけらを入れ すりつぶして
そこに 神々の血を滴らせ その混合物から
現在(第五の太陽の時代)の人間をつくった

シワテテオ
◇アステカ
出産時に亡くなった女性の魔物化。
モシウアケツケ(女戦士)ともいわれる。
昼間は日の沈む場所に棲んでいて、夜に十字路に出没する。
子供をさらったり、病気や狂気をもたらす。

シーワンムー(西王母)[Hsi Wang Mu]
◇中国
→せいおうぼ

ズヴェズダー [Zvezda]
◇スラヴ
金星の神格化。
太陽の黄金の宮殿にて白馬の世話をする。

「明けの明星」
ズヴェズダー・ジェニーツァ [Zvezda Dennitza]
「宵の明星」
ヴェチェールニャヤ・ズヴェズダー [Vetcherniaia Zvezda]

スオネタル [Suonetar]
◇フィンランド カレヴァラ
生命の源である血管を司る処女神。

スカアハ [Scathach]
◇ケルト
その名は「影の者」を意味し、戦いの女神・予言者である。
ケルトの英雄クーフーリンの師匠。

スカディ [Skaði]
◇北欧
雪・冬の女神。
アンドルディース(スキーの女神)と呼称されることもある。

スクルド
◇北欧
ノルンの一人。
その名は「税、債務、義務」などの意で「未来」を司る。

スコンナ 
◇ケルト
サオヌ川の化身

スラ
◇インド
葡萄酒の女神

スーリス [Sulis]
◇ケルト
イギリス西部のバースにある名高い治療の泉「アクアエ・スーリス」の守護女神

せいおうぼ (西王母)
◇中国
西方の崑崙山にすむ女神。
古くは豹の尾や虎の歯を持つ半人半獣の姿をしており、
災害や刑罰などの殺害の気を司る恐ろしげな怪神であったが、
後の時代になると美貌の女神の姿で描かれるようになった。
ある書物では、前述の姿は部下の白虎神という設定になってしまった。
道教においては最高位の女仙とされる。

セイア
◇ローマ
種まきを司る女神

セクアナ [Sequana]
◇ケルト
セーヌ川の化身

セクメト [Sekhmet]
◇エジプト
「力強き者」の意
獅子の女神 戦いと闘争を司る

セシャト
◇エジプト
文字と計測の女神。
「書物の貴婦人」と呼ばれ、算数・建築・記録を司る。

セドナ [Sedna]
◇イヌイット
海の生物達の女神。
アラスカでは“ネリビック”
グリーンランドでは“アーナーカグサッグ”と呼ばれる。
アドリブン(「我々の下にある者」)と呼称される邪悪な死者たちも支配する。

彼女の出生については…
昔、巨人の夫婦がいて、彼らには娘がいたが、
その子は肉をみると何でも食べてしまうという恐ろしい性質があった。
ある晩、両親が寝ているときに彼らの手足を食べようとした。
二人は恐怖に耐えられなくなり、娘を海に捨てに行った。
ボートにしがみつくその子の指を切り落とすと、
それらは、鯨やアザラシや魚たちに変わった。
夫婦はその後長生きし、イヌイットでは自然な死に方である凍死で亡くなった。
娘は、海のあらゆる生き物たちの母となった。

セメレー
◇ギリシア
ゼウスと交わり、ディオニュソスを生んだ。
元来はトラキア、プリュギアの古い大地女神であった。

セルケト
◇エジプト
サソリの女神。
ナイルの四つの源の守護女神の一人。

セレネー[Selene]
◇ギリシア
月の女神で、ローマではルナと同一視される。

先史時代のヴィーナス像
◇世界各地
数万年前、旧石器時代に作成された女性彫像。
胸や腰などの女性的特徴部分が極端に誇張されている。
シベリア、ロシア、ヨーロッパなどで多く発見されている。
本邦における土偶などもこれらの系統に近い。

そうせいじょう (掃晴娘)
◇中国
晴天になるように祈るおまじないの一種であり、
本邦におけるてるてるぼうずのルーツのようなもの。
紙を切って作った女性の人形に箒を持たせて軒先に吊す。

ソティス [Sothis]
◇エジプト
天狼星シリウスの神格化された女神。

ソフィア
◇グノーシス
知恵の女神。
ヘブライ語でホクマー、ギリシア語でソフィア。

ゾリャー [Zria]
◇ロシア
スラブ語で「オーロラ」の意。
○「明けのオーロラ」
  ゾリャー・ウートレンニャヤ [Zria Outrenniaia]
○「宵のオーロラ」
  ゾリャー・ヴェチェールニャヤ[Zoria Vetcherniaia]
太陽の住む黄金の宮殿の番人。
朝、「太陽」が出発するときウートレンニャヤが見送り、
夕方、帰ってきたときにヴェチェールニャヤが迎える。
後に戦の神ペルーンと出会い武装して戦う処女神、
ヴェールで戦士を保護する守護神となった

ソール
◇北欧
その名は「太陽」を意味する。
太陽を運ぶ馬車の馭者である。
この馬車はスコルという名の狼に常に追われている為、
北欧の昼は短くなってしまうといわれている。